青春リハビリテーションの宮古第一病院です。

宮古第一病院_診療案内

回復期リハビリテーション病棟

●回復期リハビリテーション病棟は、病気により行えなくなった日常生活に必要な動作を練習して、寝たきりの防止と在宅復帰を進めることが目的の病棟です。

●病床数78床(西3階病棟37床・西4階病棟41床)

●リハビリテーション部スタッフ 全67
名理学療法士38名、作業療法士24名、言語聴覚士5名(2021年8月20日現在)

●対象者

  疾 患 入院期間
脳血管疾患(脳梗塞・脳出血等)、脊髄損傷、頭部外傷、くも膜下出血のシャント術後、脳腫瘍、脳炎、急性脳症、脊髄炎、多発性神経炎、多発性硬化症、腕神経叢損傷の発症又は手術後の状態 義肢装着訓練を要する状態 150日以内
上記①の同疾患で、高次脳機能障害を伴った重度脳血管障害、重度の頚髄損傷及び頭部外傷を含む多部位外傷の場合 180日以内
多肢の骨折、大腿骨、骨盤、脊椎、股関節又は膝関節の骨折又は手術後 90日以内
外科手術又は肺炎等の治療時の安静により廃用症候群を有しており、手術後又は廃用症候群の発症後の状態 90日以内
股関節又は膝関節の置換術後の状態 90日以内
大腿骨、骨盤、脊椎、股関節又は膝関節の神経・筋・靱帯損傷後の状態 60日以内

筋力トレーニング

人の身体は1週間寝たままの状態を続けると約10〜15%筋力が低下すると言われています。また、失った筋力を取り戻すには倍の期間を要します。筋力が低下する事で体に力が入らない・疲れやすくなる等、日常生活に支障をきたします。短期間で効率的に筋力強化を図る為、当院の専門的な知識を持ったスタッフが筋力トレーニングのサポートをします。

筋力トレーニング

身の回り動作訓練

顔を洗う・歯を磨く・着替える・ご飯を食べる・トイレに行く・お風呂に入る等、誰もが毎日行う日常生活動作の訓練を行います。また、掃除や洗濯・買い物等の応用的な訓練も行い、スムーズに生活が送れるよう支援をします。

身の回り動作訓練

摂食機能訓練

うまく食べ物を飲み込めずにむせる事を誤嚥と言います。高齢による筋力低下や、病気による体力低下、舌や喉の機能低下があると誤嚥しやすい状態になります。それらの問題に対して機能訓練を行い、安全に「食べる」事ができるよう支援をします。

摂食機能訓練
医療療養病棟

●医療療養病棟は、急性期医療の治療を終えても引き続き医療提供の必要度が高く、病院での療養が継続的に行われる病棟です。医療の必要度に応じた医療区分および日常生活自立度(ADL区分)により包括評価することになっております。医療区分2・3の医療必要度の高い患者様の入院を担う病棟です。

医療区分3
疾患・状態 スモン、医師及び看護師による24時間体制で監視・管理を要する状態
医療処置 中心静脈栄養、24時間持続点滴、人工呼吸器使用、ドレーン法・胸腹腔洗浄・発熱を伴う場合の気管切開・気管内挿管、感染隔離室における管理、酸素療法を実施している状態(●常時流量3L/分以上を必要とする状態●心不全の状態<NYHA重症度分類のⅢ度若しくはⅣ度>●肺炎等の急性増悪により点滴治療を実施している状態<実施から30日間>)
医療区分2
疾患・状態 筋ジストロフィー、多発性硬化症、筋萎縮性側索硬化症、パーキンソン病関連疾患・その他の指定難病、せき髄損傷(頚髄損傷)、慢性閉塞性肺疾患(COPD)(ヒュー・ジョーンズ5度以上)、疼痛コントロールが必要な悪性腫瘍、肺炎、尿路感染症、リハビリテーションが必要な疾患が発生してから30日以内、発熱を伴う脱水・頻回の嘔吐、体内出血、褥瘡、末梢循環障害による下肢末端開放創、せん妄の兆候、うつ症状に対する治療を実施している状態(精神保健指定医がうつ症状に対する薬を投与している場合、精神科専門療法《入院精神療法等》を算定している場合)、暴行が毎日見られる状態、酸素療法を実施している状態(医療区分3以外)
医療処置 透析、発熱又は嘔吐を伴う場合の経腸栄養、頻回の喀痰吸引(1日8回以上)、気管切開・気管内挿管のケア、頻回の血糖チェック(糖尿病に対するインスリン製剤又はソマトメジンC製剤の注射を1日1回以上行い、1日3回以上の頻回の血糖検査が必要な状態)、創傷(皮膚潰瘍、手術創、創傷処置)
医療区分1
医療区分2、3に該当しない場合

ADL区分について

医療区分が病気や医療処置による分類に対して、ADL区分は身体機能による分類となります。
①ベッド上の可動性
②移乗
③食事
④トイレの使用
以上の4項目に対して、手助けや見守りを受けずに自分で行える状況から、すべての動きにおいて介助または介護を必要とする状況までを6段階に点数化し、24点を最高得点として、ADL区分3段階と分類します。

回復期病棟での患者様の1日
7:30〜 朝食
9:00〜10:00 リハビリ(理学療法)
10:30〜11:00 入浴
12:00〜 昼食
13:30〜14:30 リハビリ(作業療法)
15:00〜 病棟レクリエーション
16:00〜17:00 リハビリ(言語療法)
18:00〜 夕食

●1日最大3時間のリハビリを提供しています。

●訓練室でリハビリだけでなく、更衣・整容・食事・排泄・入浴など病棟生活場面のリハビリも行います。

●“寝たきり”にならないよう日中は積極的に離床を勧めています。

患者様に応じたリハビリプログラムを立案します

スタッフ
入院までの流れ
病院間の連絡
医師または看護師、ソーシャルワーカーから入退院調整室までご連絡を頂き、FAXにて①診療情報提供書、②入院申込用紙、③お薬情報、④保険情報をお送りください。

入退院室調整室 TEL & FAX 0193-64-0577

申し込み・判定
まずは、お電話またはFAXを頂き患者様が回復期病棟もしくは療養病棟の対象患者様であるか症状やリハビリテーションの必要性を医学的に検討させていただきます。
受け入れ調整後、入院となります。